若干Bi-Fのハートコア

「じゃっかん」言い過ぎて親しい人にも若干移しちゃった。

2017-02-14から1日間の記事一覧

パーシー・マッコイド

パーシー・マッコイド パーシー・マッコイド(1852〜1925年)はイギリスの舞台美術家、著述家、骨董蒐集家であり鑑定家として活躍した文化人でした。 挿絵画家であった父トマス・ロバート・マッコイド(1820〜1912年)の息子として生まれ、若いころはイラス…

フランスのアンティークジュエリー刻印

フランスのアンティークジュエリー刻印 世界で最も古くからジュエリーの歴史を重ねてきた国の一つであるフランスでは、盗難品の流通を防ぐことを主な目的として世界でイギリスに次ぐ二番目に「刻印制度」という方策がとられており、金・貴金属には必ず刻印を…

1873年のウィーン万博

1873年ウィーン万博 日本の明治政府が初めて正式に参加した万博(万国博覧会)は1873年のウィーン万博でした。 アールヌーヴォーのガレやラリックたち、印象派のルノワール、ポスト印象派の巨匠ゴッホに影響を与えたジャポニスムという美術史の中で重要な潮…

世界で初めてのパリ万博

世界で初めてのパリ万博 世界で初めてのワインの格付けは1855年のフランス初めての万博であるパリ万博において行われたことをご存知の方もあるかもしれません。 万博を振り返ることは、ーーーがお買取りしているヴィンテージワインとブランド品、骨董品と西…

ロンドン万博

ロンドン万博 世界で初めての万国博覧会は1851年に開催されたロンドン万博でした。 水晶宮:クリスタル・パレスという名のガラス張りの建築がロンドン・サウスケンジントンのハイド・パークに建てられ、水晶宮そのものが万博の最大の目玉となる展示物でした…

パリ万博とアールデコ

パリ万博とアールデコ 1925年のパリ万国博覧会は「アールデコ博覧会」と略され、西洋アンティークの分類における「アールデコ」(Art deco)の由来となっています。1800年代から1900年代の初頭にかけて数多く行われたパリ万博の中でも、特に現在の西洋アンテ…

アレックス・カッツ

アレックス・カッツ アレックス・カッツはアメリカ、ニューヨーク・ブルックリン出身の画家で、美術評論家のローレンス・アロウェイらが定義付けを行い、ウォーホルやリキテンシュタインを輩出したポップアート運動に参加した画家の一人として知られています…

ベルナール・パリッシーとルネサンス

ベルナール・パリッシーとルネサンス ベルナール・パリッシー(1510~90)はフランスの陶芸史上では最も重要な人物の一人です。 日本の陶芸に対しては、宮川香山の眞葛焼におけるリアルな動植物の触感の表現や柿右衛門の伝説に影響を与えました。左の写真の…

モーニングジュエリー

モーニングジュエリー mourning jewelry :哀悼のジュエリーという意味です 喪に服している最中に身に着けるジュエリーです。イギリスにおけるヴィクトリア時代、故人への哀悼と忠誠を示すためにアルバート公(1861年没)を喪ったヴィクトリア女王が着用した…

ホルスト・ヤンセン

ホルスト・ヤンセン ホルストヤンセン(1929~1995年)はドイツ生の画家、版画家、ポスター作家、イラストレーターです。 多作であったヤンセンはデザイン図面、エッチング、木版画、リトグラフや木彫を作成しています。ヤンセンはハンブルクで生まれ、ドイ…

センチメンタルジュエリー

センチメンタルジュエリー センチメンタルというのは「感傷的な、切ない」という意味をもつ語です。 ヴィクトリア期(1837年~1901年、画像はヴィクトリア女王)のイギリスの人々はとりわけ恋愛関係における「絆」を強め「わたし」と「あなた」の二者間の関…

Joel Arthur Rosenthal ジョエル・アーサー・ローゼンタール

Joel Arthur Rosenthal ジョエル・アーサー・ローゼンタール Joel Arthur Rosenthal (ジョエル・アーサー・ローゼンタール:以下JAR)はイニシャルを取って”JAR”という愛称があり、世界に影響を与える秀才ジュエリーデザイナー・宝石商として欧米では広く知…

アンティークシルバーのホールマーク

アンティークシルバーのホールマーク 銀器は贋作が比較的少ないアンティークの一つと言われております。 どの時代に徴税されたものか? だれがいつ(製造年から日にちまで)作ったものか どの地の鑑定所で認証したか? 銀器に何パーセントの銀が含まれるか …