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若干Bi-Fのハートコア

「じゃっかん」言い過ぎて親しい人にも若干移しちゃった。

Kevin Coates ケヴィン・コーツ

Kevin Coates ケヴィン・コーツ

Kevin Coates ケヴィン・コーツは1950年にイギリスのサリー、キングストンという地に産まれ、西サセックスで育ちました。ケヴィンコーツは7歳よりヴァイオリンを習い始めます。1966年ケヴィンコーツはオーストラリアに渡り、16歳から18歳の時にヴァイオリン教師に才能を認められ師事します。 イギリスに帰国後1973年から1976年にかけて王立工芸高校であるセントラル・カレッジ・オブ・アートでジュエリーを学び、平行して古い時代の楽器の研究や古楽の楽器を使っての演奏活動に励みました。ケヴィンコーツは29歳という若さで“楽器の設計における数学の応用”という論文で博士号を修得し、オックスフォード出版より論文を出版しています。

ケヴィンコーツのジュエリー

ケヴィンコーツは西欧の神話や伝説、文学、音楽、科学の進歩への賛歌を源泉にデザインしたジュエリーを作っており「作りたいときに好きな物を作りたいだけ作る。全ての工程を自分の手のみによって作る」ということをモットーとしているため、本物のケヴィンコーツのジュエリーは世界に10年で50個ほどしか作られることがないほど希少なものとなっており、ケヴィンコーツのジュエリー、オブジェはヴィクトリア&アルバートミュージアムにも収蔵されているほど高い評価となっております。

現代ジュエリーの秀才ジョエル・アーサー・ローゼンタールと共にケヴィンコーツもマスコミやジャーナリズムを避ける性格ですが、ケヴィンコーツは作品集出版や展覧会の際にサイン会などを行っており、イギリス人ブロガーがその様子をブログに更新している様子から、ケヴィンコーツはオフラインでの対面ファンサービスを大切にする人物であると分かります。 

ケヴィン・コーツルネ・ラリックの再来か

ケヴィンコーツはゴールドスミス協会(イギリスの貴金属を統括する公的機関)から1977年に賞を授与されており、奇才ジュエラーとしてイギリス、フランス、日本でも人気がある現代ジュエリーの現役の匠です。確実に未来にアンティークとして残るジュエリーを作るであろうとジュエリー研究者も推しており、アールヌーボーの巨匠である「ルネ・ラリックの再来」とも評されるジュエリーやオブジェは、ラリックとはまた異なった独特の物語的な世界が伝統的な技法による裏打ちのもと、ギュッと凝縮されています。ケヴィン・コーツの特徴として龍や鳥、神話に登場する植物、「フリーメイソン」を思わせる目や組んだ手、どくろのモチーフがよく使われており、古いケルトの装飾文字があしらわれた聖書の一ページのようなドローイングとセットになっていることが多く、ルネ・ラリックと比較すると一つ一つの作品に物語性が込められた作風になっており、技術が踏襲されつつもコーツ独自の個性は独立しています。

金銀プラチナを使用することのみならず、フォルム・色・質感といった総合的な観点から素材を選び、従来のジュエリーには見られなかったオリジナリティーを打ち出して大変クオリティが高いだけでなく見るものを楽しませる引力を持っています。

ケヴィンコーツはジュエリーに加え、ジュエリーをセットするために付いているドローイングにもケヴィンコーツの世界観が落とし込まれ、二つを合わせて鑑賞するに値するアート作品として完成されています。

(参考:山口遼著/「すぐわかるヨーロッパの宝飾芸術」東京美術)

※業者向け原稿作例です。

※画像、サジェスト文面を削除しています。